この記事の目次
- 1 SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM BLOUSE S1944 MODEL Lot No11944US
- 2 SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM WAIST OVERALLS S1944 MODEL Lot No SC41944US
- 3 SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM BLOUSE 1937 MODEL Lot No SC11937US
- 4 SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM WAIST OVERALLS 1937 MODEL Lot NoSC41937US
SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM BLOUSE S1944 MODEL Lot No11944US
第二次大戦の最中である1944年に作られたモデルを、デニムワークウェアの本場アメリカで再現。1942年、アメリカ政府の規制により衣料品用の金属パーツや作業着のディテールの制限が始まった。これは金属や生地、糸などの使用量削減が目的で1946年まで続き、規制対象のアイテムにはSimplified(簡略化)を表す頭文字のSが、ロットナンバーの前に付けられている。このデニムブラウスでは、フロントのボタンの数が5つから4つになり、当時流通していたドーナツボタンに変更されている。リベットの頭も無地のスチール製となり、胸ポケットのフラップも省略された。また、粗いミシンピッチのため大きくなったプリーツのボックスステッチや、稀に見られる低い位置に縫い付けられたレザーパッチも特徴的なディテールとなっている。そして、工程をおろそかにして出荷されたかのように糸切り始末が行われていないままなので、色々なディテールを眺めつつ当時の生産背景を偲びながら各々で糸切りを楽しんで欲しい。
使用している生地はシュガーケーンオリジナルの13oz.デニム。現在では加工して節を作る「ネップヤーン」が主流だが当時の技術に合わせるため、紡績の段階で調整を行い、通常削ぎ落とされる短い綿や屑を残す事に成功。こちらの紡績による7番手のムラ糸を使用しシャトル織機で織り上げた。セルビッジは赤とピンクの2色で、左右の身返し端で使い分けている。経糸のピュアインディゴを染色する際、濃度を上げると通常は赤味を帯びてしまうが、赤味を抑えつつ特濃に仕上げることでヴィンテージの色味を再現した。同じデニム生地を使用したジーンズとセットアップで着用可能。
SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM WAIST OVERALLS S1944 MODEL Lot No SC41944US
第二次大戦の最中である1944年に作られたモデルを、デニムワークウェアの本場アメリカで再現。1942年、アメリカ政府の規制により衣料品用の金属パーツや作業着のディテールの制限が始まった。これは金属や生地、糸などの使用量削減が目的で1946年まで続き、規制対象のアイテムにはSimplified(簡略化)を表す頭文字のSが、ロットナンバーの前に付けられている。このウエストオーバーオールでは、それまで付いていたバックストラップが省略された。リベットやバータックの数も制限の対象だったため、コインポケットや小股部分のリベットが無くなり、ヒップポケットの隠しバータックもステッチに変更されている。ポケット袋地にはアメリカ政府より配給されたライトオンスのデニムを使用し、縫製は粗いミシンピッチや経験者不足による歪なステッチワークも再現。当時さまざまな大戦モデルが存在していたが、シュガーケーンが資料として収集してきた数多のヴィンテージの中から特徴的なディテールをピックして組み立て、シルエットは最も太めのパターンを採用した。
使用している生地はシュガーケーンオリジナルの13oz.デニム。現在では加工して節を作る「ネップヤーン」が主流だが当時の技術に合わせるため、紡績の段階で調整を行い、通常削ぎ落とされる短い綿や屑を残す事に成功。こちらの紡績による7番手のムラ糸を使用しシャトル織機で織り上げた。セルビッジは両端で赤とピンクの2色を使い分けている。経糸のピュアインディゴを染色する際、濃度を上げると通常は赤味を帯びてしまうが、赤味を抑えつつ特濃に仕上げることでヴィンテージの色味を再現した。同じデニム生地を使用したジャケットとセットアップで着用可能。
SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM BLOUSE 1937 MODEL Lot No SC11937US
1935年以降のフライボタンからトップボタンのサイズに変更され、大戦に入る前のデニムブラウスをシュガーケーンのアメリカ工場で作製。今回この1937モデルを生産するにあたり、基にしたヴィンテージから新たに生地を起こした。現在では加工して節を作る「ネップヤーン」が主流だが当時の技術に合わせるため、紡績の段階で調整を行い、通常削ぎ落とされる短い綿や屑を残す事に成功。こちらの紡績による7番手のムラ糸を使用しシャトル織機で織り上げた。セルビッジは赤とピンクの2色で、左右の身返し端で使い分けている。経糸のピュアインディゴを染色する際、濃度を上げると通常は赤味を帯びてしまうが、赤味を抑えつつ特濃に仕上げることでヴィンテージの色味を再現した。同じデニム生地を使用したジーンズとセットアップで着用可
SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM WAIST OVERALLS 1937 MODEL Lot NoSC41937US
ヒップポケット両端のリベットが、腰ポケットなどに打ち付けられている「後打ちリベット」から「コンシールリベット(隠しリベット)」に切り替わった1937年から1941年までのウエストオーバーオールをシュガーケーンのアメリカ工場で作製。1937モデルの中でもヨークと身頃を合わせる巻き縫いの方向が上下逆で、ウエストベルト下部のステッチに黒糸を使用している希少なモデルを再現。コンシールリベットも他の箇所と同じく、刻印が中心寄りで「o」の下に「_(アンダーバー)」のある戦前タイプの銅製を使用。大戦期にはバックシンチと小股のリベットが省略されるが、この時代のモデルではまだ存在している。
生地は7番手のムラ糸をシャトル織機で織り上げた13オンスのセルビッジデニム。基にしたヴィンテージに倣い、セルビッジには赤とピンクの2色を使用している。シルエットはやや太めのストレートで、同じデニム生地を使用したジャケットとセットアップで着用可能。
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