RAYON HAWAIIAN SHIRT “TAHITIAN PRINT” SS39017
オリジナルを手掛けたのは戦前にホノルルのダウンタウンで創業した老舗ブランド「ワイキキアン」。本作のような単色のボーダー・パターンはアロハシャツの歴史の中でも最初期から見られる伝統的な柄で、タヒチなどからハワイに入ってきた。その当時、特に人気だったのはタヒチの民族衣装「パレウ」に使われていたデザインで、抽象的に描かれた花柄を白く染め抜いたもの。古くからフランスで使われていたデザインパターンであったが、同国の植民地であるタヒチに持ち込まれ、後にハワイでアロハシャツの柄として定着し、多くの絵柄が作られた。
作品名: “TAHITIAN PRINT”
ヴィンテージ: WAIKIKIAN
年代: 1940年代後期
素材: レーヨン羽二重(フィラメントレーヨン)
プリント: 抜染プリント
デザインパターン: ボーダー・パターン
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