二匹の龍が雄叫びをあげて荒れ狂う様を描いた迫力あるこの絵柄は、1950年代初頭にパーム・ブリーズ・トッグスによって製作された。同ブランドの詳細には不明な点も多いが、奇抜な和柄の名作をいくつも残していることから、日系の生地コンバーターとの繋がりが深かったことがわかる。過去にサンサーフで復刻し、以降再復刻のリクエストが絶えない人気のデザイン。
作品名: “DRAGON”
ヴィンテージ: PALM BREEZE TOGS
年代: 1950年代前期
素材: レーヨン壁縮緬
プリント: オーバープリント
デザインパターン: オリエンタル・デザイン
デザインパターン: オールオーバー・パターン
ハイビスカスをメインにカメハメハ大王やパイナップル、さらにはハワイ王家の紋章までもが描かれたコレクタブルな一枚。数あるオールオーバー・パターンの中でも、ハワイの象徴的なモチーフが多く盛り込まれた作品は当時から人気が高く、様々な配色が展開されていた。オリジナルを手がけたのは、日系のマーク・ヤマナカが率いていたハワイ島のブランド、オコレハオ。
作品名: “EMPYREAL GIFT FROM HAWAII”
ヴィンテージ: OKOLEHAO
年代: 1940年代後期
素材: レーヨン羽二重(フィラメントレーヨン)
プリント: 抜染プリント
コメント